梱包に必要な気密性とは?
気密性という言葉はしばしば耳にしますが、具体的にはどういうことなのでしょうか。
今回は気密性の意味と共に、梱包で必要なのかどうかについて見ていきます。
▼梱包で必要とされる気密性
梱包において、気密性は無視できない重要事項です。
■気密性ってどういうこと?
気密性が高い、気密性に優れているなどといった言葉はよく聞きますが、わかるようでわからないという方も多いのではないでしょうか。
気密性には2つの意味があり、1つは密閉した気体が外に漏れ出さないこと、もう1つが減圧したところへ気体が流入しないことです。
密閉したところからは漏れ出さず、減圧したところへは入れないことを気密性といい、風船やサッカーボール、各種容器などに作用します。
■商品の安全に必要な気密性の保持
梱包時に必要な気密性としては、容器の外側全体をフィルムで覆い、熱で加工して完全に包み込んでしまうシュリンク包装が効果的です。
気密性が高まると同時に、余計な物が付着していないかを確かめる必要性が低くなり、効率よく作業できます。
■梱包時に必要な気密性の保持
梱包時に気密性を保つには、梱包した段ボール箱の中に異物が混入するのを避けなければなりません。
そのためには、気密性の高い緩衝材を使ったり、雨に濡れても粘着力が弱まらない梱包用テープが必要です。
こうした梱包時の気密性を保つグッズを積極的に使うことにより、輸送中も気密性を保ったままでいられるでしょう。
▼まとめ
内側から外へ気体が漏れず、減圧した容器には気体が入れない性質を気密性ということがわかりました。
商品の気密性を保つには、商品そのものに特殊な包装を施す他、配送時の梱包にも注意が必要です。
高い気密性の維持を必要とする梱包作業につきましては、あらゆる梱包を手掛ける弊社にお気軽にご相談ください。